豈プロジェクト

【活動報告】神宝米を立川市西砂児童館へお届けしました|豈プロジェクト × 農業支援

メディアラボでは、「社会にお役に立つ存在でありたい」と考え、「愛と感動が循環する社会づくり」を企業ビジョンを掲げ、日々の業務と並行してさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。その一環として、私たちは志を同じくする仲間たちとともに「豈(やまと)プロジェクト」に参画し、農業支援にも力を入れています。

今回の活動では、2025年5月に、神宝米(かむたからまい)を立川市の西砂児童館さまへお届けしました。このお米は、栃木県塩谷町の「すぎやま農業」さんが、農薬や化学肥料に極力頼らず、自然の営みを活かして丁寧に育てた有機栽培米です。生産者の誠実な想いと、自然に寄り添った栽培方法が織りなす、いのちの力が詰まったお米です。

お届けした神宝米は、子どもたちの食事や子ども食堂に活用していただいています。西砂児童館のスタッフの方からは「お米がとても不足していて困っていた。今回のことは本当にありがたいです」とのお声をいただき、子どもたちからも「おいしかった!」「また食べたい!」という感想が寄せられました。

単なる支援で終わるのではなく、この想いを仲間や次世代とどう共有し、深め、広げていくかが、私たちにとって次にすべき大切な問いです。

その経験を通して感じるのは、自然と関わることが、仕事の在り方や人間関係、企業としての姿勢にまで影響を与えているということです。効率や成果ばかりを追うのではなく、「本当に大切なものは何か」「人に希望や感動がうまれる価値とは何か」を考えるきっかけになっています。

今後は、さらに一歩踏み込み、希望や感動があり幸せな働き方や生き方を模索していく予定です。自然の中に身を置き、暮らしの原点に立ち返ることで得られる感性や気づきを、日々の仕事やチームづくり、そしてお客様への価値提供に活かしていきたいと考えています。

智慧プロとは?

こうした実践をしながら、共に学び合う場として私たちが取り組んでいるのが、「智慧のある生き方プロジェクト」略して「智慧プロ」です。

智慧プロは、働く一人ひとりが“直観力”と“生きるための智慧”を同時に磨き、仕事と人生の幸せを両立的に育てていくための学びと体験のプログラムです。情報共有・対話・試食などの体験を重ねながら、「人としてどう考えるか」「どのように物事捉えるか」などを見つめ直す時間を大切にしています。

中小企業で働く大人は子供たちのお父さんやお母さんであることが多いです。私たちが大人が学ぶことで、子供たちに良い影響や良い未来をわたせるようになる可能性が広がります。日本の国難ともいうべき状況で、農業支援や自給的な暮らしを進めることでの気づき、仲間との協働から見えてきた“共感をベースにした組織づくり”

──それは日本が元々から独自でもっていた「結」の精神。そういったものを取り戻すきっかけの時間になると感じています。より多くの方と共有し、広げていくための学びの場です。

社会とつながりながら、人として、企業として、どうありたいかを問い続ける。これからも私たちは、仲間とともに実践を重ねていきます。

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