成功するシステム開発1 システムを開発するという事

立川も7月になり、立川記念公園など、再オープンして、楽しみが広がってます。
今回はシステム開発についてお話をします。
システム開発にあたり一番重要な事は何でしょうか?
プログラマーの技術力? 営業の提案のよさ? プロジェクトマネージャーの管理?
といろいろと重要な事がありますが、
「関係者みなさんの意思疎通(コミュニケーション)」が一番大事だと考えます。
下の絵を見てみてください。開発プロジェクトの姿を風刺した絵の一部です。
お客様が説明を行った要件は、
① それは木の枝に2本のロープでつながれている。
② 2本のロープの下には、腰かけるためのものがある。
というものです。
本当は、「木にぶら下がって揺れて遊ぶ」ものが必要だったのですが、
せっかく開発を依頼するのだから、多機能なものがほしいと説明が過大になっています。
また、要件から、「プロジェクトリーダ」「プログラマ」もまったく異なるものが頭に浮かんでしまっています。
お客様が実際に納品されたシステムを使ってみたときに、期待した通りの動きではない事がありますが、
「開発側の勝手な思い込みで開発をしてしまった」
だけではなく
「最初に説明した内容が要件からしてズレていた」
ということを表しています。
メディアラボでは、上記のようなズレを防ぐために、コミュニケーションを重視しております。
「お客様が本当に必要なもの」をあらかじめしっかりと分析して顧客と合意することを、
最初のゴールとしております。
また、世の中のニーズは変化が大きいので、小規模の機能を段階的に開発していき、
その都度反応を確認し、次の機能を提案・開発していく方法を行っています。
お客様も、システムを実際に使う利用者も巻き込んで、コミュニケーションをとっています。
いままで、思ったようなものができていない。と感じている方
「本当に必要なもの」をもう一度、関係者のみなさんで共有をしてみてはいかがでしょうか。
次回は、基本的なシステム開発の考え方についてお話します。
これからも、みなさんのお役に立てる情報発信を「ブログ」や「youtube」で
やっていきますので、ぜひ参考にしてくれると嬉しいです。
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