こんにちは。メディアラボの長島(むっちゃん)です。
今日は、システム開発の目的についてお話をしたいと思います。
そもそも私たちはなぜシステムを導入するのでしょうか?
業務改善をするため。
ミスをなくすため。
コストダウンのため。
生産量を増やすため。
現場の人員不足を補うため。
いろいろな目的があると思います。
実際システムを導入することで、リアルタイムに現場の情報を把握できるようになったり、
属人的な人の能力に関係なく正確に作業ができるようになったり、
人がその場にいなくても作業ができるようになったり、
魅力的な恩恵が多々あります。
また、別の観点から見てみたいと思います。
システム導入がうまくいく会社はどんな会社でしょうか?
私自身、これまで本当に多くの会社のシステム開発、システム導入に携わってきましたが、
同じようにシステムを開発しても、スムーズに進む会社と、途中で導入が難航してしまう会社があります。
経験則ですが、とても強く感じることがあります。
それは、システム導入の成否を分ける最大のポイントの1つは、
「誰に喜ばれるためのシステムなのか」が明確であるかどうかということです。
このシステムを導入することで、お客様が知りたい情報をリアルタイムに情報提供できるとか、
現場管理者が即時に判断ができる状態が構築できるとか、入力担当者の手戻りがなくなるとか、
「誰に喜んでもらう仕組みなのか」
この1点が明確なだけでシステム導入が成功する可能性がとても高くなります。
目的と言うと、何かの改善やコストダウンなどコトの改善を考えてしまいがちですが、
実際にシステムを導入して利用するのは人です。
誰に喜んでもらうための仕組みなのか=目的
と考えてみると、システムのフォーカスすべきゴールが見えやすくなります。
人を喜ばせるためにシステムは存在する。
そのようにして作られたシステムはおのずと人をサポートしてくれます。
ぜひシステムを導入する際は、誰に喜んでもらうかを中心に考えてみてください。
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